今年で第3回目となる「ぼうさい市」を、大阪市淀川区三津屋商店街のなかで「ぼうさい昼市&音楽市」と名付けて、2010年11月21日(日)12-17時で開催。全国15の道府県よりやってきた、たくさんの「おいしい救援物資」を販売しましたが、何と言っても産地直送、生産者の顔が見える安心安全そしておいしいモノばかりだから、どんどん売れて、大いに盛り上がった。
この市の発案者は藤村望洋さん。災害が発生して、なんとか「我慢の三日」をしのいだ頃、全国から救援物資がやってくる。この仕分けが大問題で、「救援物資お断り宣言」まで出るさわぎ。こういうときこそ、プロの出番であり、商店街には、もともとそういう仕分けの力量がある。
これまで見逃されてきた商店街のもつ「人々の暮らしを支えてきた」大きい役割を再認識し、さら疲弊著しい全国の商店街を活性化する試みとして、全国の商店街のネットワークで物資交流をやろう。日ごろから「訓練」しておけば、それがいざというときに役立つ。キャッチフレーズは「おいしい防災、楽しい防災、儲かる防災」
この卓抜なアイディアで2年間、国の助成をいただいて地ならしをやって全国の商店街をネットワークした「LLP、LLC蔵屋敷ネットワーク」が結成された。今年はもう助成金はないが、自分たちの問題なのだから自主的にやろうではないかとなったのが、今回の催しである。
今回も地域の連合自治会と商店街組合と「みつや交流亭」で実行委員会をつくってやることになった。各地からの物資の受け入れを担当したのが「みつや交流亭」で、なんとこの小生が「物資担当」を任命された、というわけだ。いやあ、それなりにたいへんではありました。しかし、楽しかった!そして、おいしかった!
ご協力いただいた全国のみなさま、地元のみなさま、まことにありがとうございました。