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みつや交流亭でのイベント

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by honmachilabo | 2012-12-25 11:24  

地域おこし協力隊中井くんの活躍

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学芸出版社より上記の本が出ました。
なんと、わが中井勇介さんが、大きく紹介されております。
目次はこれです。ぜひお買い求めください。
http://www.gakugei-pub.jp/mokuroku/book/5432/contents.htm
僕ら地域おこし協力隊
未来と社会に夢をもつ

矢崎 栄司 編著

四六判・200頁・定価1680円(本体1600円)
ISBN978-4-7615-1316-0
2012-12-15

■■内容紹介■■
ドラマ『遅咲きのヒマワリ』で、主人公・生田斗真が演じた地域おこし協力隊。疲弊した都会を抜け出し、地域に入って、地域のために働くという協力隊員の生き方には、ドラマさながらの出会い、葛藤と感動があります。本書は協力隊をはじめ全国で活躍する地域サポーターたちの素顔を伝え、協力隊など地域サポーターになりたい人、来てもらいたい地域の疑問に答える初めての本です。

関連して、中井くんが出演する「落語deカルチャー」
2013年1月25日(金)19時より、大阪市淀川区「みつや交流亭」にて
落語:笑福亭仁勇さん、講演:中井勇介さん

by honmachilabo | 2012-12-10 23:12  

国土問題研究会設立50周年記念講演会

じつは、ずっと以前から「国土問題研究会」という団体のメンバーになっている。「される」側に立って、科学技術の側面から、さまざまな開発行為などから住民側の被害を防ごうという、住民を支援するボランティア団体である。「やる」側にはおカネも力もあり、著名な学者(多くはいわゆる御用学者!)やコンサルもつくが、「される」側には誰も応援がいないという状況に、立ち上がった良心的な科学者技術者が主体となって、その昔筑後川の下筌松原ダム反対闘争の経過の中で結成されたと聞く。いわば「逆コンサル」である。だからしばしば「アカ」のレッテルを貼られ、開発側や行政から毛嫌いされてきた。
わたし自身は、最近はほとんど活動していないのだが、長崎時代には自分自身も長崎の無謀な開発行為に反対する住民運動にかなり深く入り込んでいたし、九州各地の住民運動を支援する活動にも参加させていただいた。決して「反対」ばかりではなく、「現地主義、住民主義、総合主義」をモットーに「理詰めでマイナス点を明確にし、反対の理論的根拠を明らかにするばかりでなく、しばしば有効な対案を具体的に提示する」という、科学者技術者ならではの真摯な姿勢は、一味違った運動団体といえる。
成果として誇れる事例は少ないが、それでも住民側の被害を少しでも減らした可能性はある。大分県の矢田ダムの計画ストップにも若干貢献したし、大分市内での大規模宅地造成による下流域の危険を現地調査で明らかにして事前に対策を実施させることに成功したなど。もっとも負けた事例がほとんどであるが、その「負け」が次なる悪質な開発行為への歯止めになったことは確かであり、長い目で見れば「決して負けない」大事な活動だと思っている。今年が設立50周年ということで、東大名誉教授の高橋裕さん(河川工学)をメインゲストに、小生が名を連ねて講演することになった。
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いいまちづくりが防災の基本    2012.12.15    片寄俊秀 かたよせ としひで
国土問題研究会設立50周年記念講演レジメ 大阪人間科学大学特任教授 国土研副理事長

1 ある土木技術者との論争から
「三面張り水路」誕生の経緯・「区域内最適設計」の追求が「区域外」にもたらすもの・技術は決して「中立」ではない・巨大事業による「問題すり替え」のカラクリ・技術はしばしば退化する・知恵と工夫と無縁の「マニュアル技術者」問題・災害拡大要因としての「エセ技術」と「エセ技術者」・盲目的な技術体系との決別・「いいまちづくり」の技術展開と技術者の育成は急務の課題

2 アーチ石橋に魅せられて
  町衆が育てた技術と芸術の結晶「アーチ石橋」。長崎では、観光・町並み保存・水辺の復権・防災・商店街問題・むらおこし・まちづくりの総合的な研究に取り組む。水害の修羅場で『災害論』(佐藤、奥田、高橋共著)を再読し「災害の構造は:素因・要因・拡大要因」の有効性を確認。「計画高水流量の逆算で確率年を住民決定」提起。中島川眼鏡橋現地保存には「成功」、鹿児島は不成功。

3 大災害多発時代の到来
  日本および世界各地で多発する大災害。災害の様相は大きく変化してきた。人口と資産の超集積、人間関係の希薄化、高度機械化、車社会化、少子高齢化、あげくは原発事故、そして今後激増が予想される老朽インフラ事故・・・とはいえ、『災害論』が指摘した「災害は弱者(経済的、身体的)に厳しい」と「防災の要諦は災害拡大要因の根絶にあり」は、世界共通の課題。
 
4 防災の基本 :「いいまち」だからこそ、守りたい!
人それぞれの「いいまち」がある ・・・ とはいえ、命あっての物種!
  災害とは、発生の瞬間から時間の経過のなかで被害の様相が変化し、底知れず広がっていく事象
「しのぎ」の防災システムと「防災」+「ぼうさい」の二段構えでの対処の必要性を提唱
ソフトとハードの巧みな組み合わせ、「防災シェルター」の配置
「ぼうさい朝市&昼市ネットワーク」・・・
「災害に弱い人間」が増えてきた・楽しく充実したキャンプ場を「防災施設」として整備しよう!

5 いいまちづくりに向けて わたし自身が抱えている課題など
  「花鳥風月のまちづくり」「下町商店街の賑わいと安全で楽しい水辺と自然の復活」「諫早湾復活」
「危険一杯の木造密集市街地問題」‘道は狭いが人情は厚い’雰囲気を保ちつつ、安全度を徐々にかつ格段に高め、しかも積層化し経営的にも実現可能な「いいまちづくり」、これ難題中の難題!

6 国土研への片想い?!
権力に追従せず、つねに弱い側「される側」に立つ、暖い心と力量ある研究者、技術者、助っ人の集団。決して指導者や先生ではない。主人公も知恵の源もすべて地域の方々である。われら名利を求めず、与えられた場で力の限り知恵と腕を振るい、やがて忘れられ野垂れ死にするのが本懐。範は黒澤明の「七人の侍」!「国境なき医師団」「原子力資料情報室」「ペシャワールの会」・・・

by honmachilabo | 2012-12-10 23:01