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日本最大の石橋関係文献コレクション

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一昨年の「日本の石橋を守る会」の総会で発言されたのが、あの通潤橋をはじめとする緑川流域石橋群のふるさと山都町立図書館長の下田美鈴さんである。「わが図書館に石橋関係の文献を日本で一番多く集めたい」というご発言に、これはありがたい!とすばやく反応した。
わが研究室や狭いわや家の本棚を埋めていた、日本と世界の石橋関連の膨大な文献コレクションをどうするか、実はずっと悩んでいたからだ。退職して家に持ち帰るスペースなどどこにもない。古書店に売り払える時代ではない。とはいえ捨てるには忍びない。申し訳けなかったが、さっそく本やビデオや絵画などを詰め込んだダンボール箱を4箱着払便で送り付けた。
第33回日本の石橋を守る会総会に出席し、種山石工養成講座で育った若手の石工職人のすばらしい仕事ぶりを拝見し大いに感激したたあと、館長に案内されて図書館を訪問した。おお!最愛のわが子たちが、書棚に見事に並んでいるではないか!
どんな本があるかというと、たとえばジョセフ・ニーダム著田中淡訳の『中国の科学と文明』第10巻土木工学は、小生が長崎市内でニーダムご本人に面会し、ゆっくりと話を伺い、そしてサインをしてもらったものである。あと中国、フランス、ドイツ、ポルトガルなどの分厚い石橋文献もある。貴重本である「琉球建築」もある。ほかからも沢山寄付があったようで、現段階でもおそらく日本一のコレクションであろう。このペースで行けば、世界最大のコレクションへと成長させることが出来そうだ。すでに卒業研究の資料集めに学生が訪れてきたという、多くの人に利用していただけるように、これらの文献リストを発行して公開していただくよう、もう一度お願いしてみよう。

by honmachilabo | 2012-04-24 02:13  

輝くツナ・ワカの名コンビ

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「プランナーとプレイヤーの両立は可能か~尼崎からの発信~」という刺激的なタイトルの都市環境デザインセミナー。綱本武雄、若狭健作のお二人の軽妙な、それでいてしっかりと中身のある語りに、会場を埋めた若手中心の真剣な眼差しのプランナーやプレイヤーから、大きい賞賛の拍手があった。尼崎を拠点に、地場にしっかりと根を張ったうえで、かなりのテンポで外部へと仕事の輪をひろげつつある彼らの、たくましくも爽やかな仕事ぶりは、多くの人が憧れながらもなかなか持続が難しいこのクリエイティブな分野に、新しい方向と展望を開きつつある。
じつは私自身、仕事面での男同士の名コンビというのに昔から秘かにあこがれていたのだが、自分の人生ではついにピッタリとくる相方に恵まれなかった。新国劇の島田・辰巳、劇団民芸の滝沢修・宇野重吉、漫才のエンタツ・アチャコ、いとし・こいし、ヤス・キヨ、阪神・巨人など、記憶に残る名コンビにも匹敵する、ツナ・ワカの名コンビ。彼らは歴史に残る!という予感がした。

by honmachilabo | 2012-04-24 01:42  

諫早湾に行ってきました

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「開門調査」に判決が確定したわけですが、干潟復活派が「開けろ」というのに対して、入植農民と周辺住民が「開けない」と主張して座り込む、などという攻めぎあいの様相として報道されたりしています。干拓地には至るところに、「開門反対」のタテカンやのぼりが立っています。しかし真相は、すべて仕組まれた「サル芝居」。
「開けると農業用水が不足するから、敷地内に井戸を掘って用水の 確保ができるかどうかを調べるボーリング調査を農水省がやる」というのに、「入植農民」がそれを座り込みで阻止した、というのです。しかし、もともと干拓地に井戸を掘るなんて、地盤沈下を引き起こすから、常識的にもありえない発想です。農水省が音頭をとってそのような見え見えの演技をするのですから呆れるばかりです。
その一方で、「用水」になる筈の「淡水湖」が、アオコ発生の元凶になっています。これから用水の必要な夏場に、アオコが大量に発生するのですから、始末が悪いのです。そして、このアオコの発する毒素を含んだ「汚水」が,毎日2回の干潮時に大量に有明海に向けて放流されている。それが悪水の塊となって有明海全体にただよって大変な悪影響をもたらしている。アオコは海水を導入することで、消滅することができるから、処方箋はただ一つ、早期開門しかないのですが、「抵抗勢力」はなかなかしたたかです。
冷静にデータをもとに話し合い、問題解決に力を合わせるということが、どうしてできないのか。なんとも歯がゆいところです。有明海全体で、漁業が瀕死の状態であることは、まちのサカナ屋さんに、地元産の魚介類が並んでいないことでもわかります。やっと見つけたハマグリは、韓国産と書いてありました。ほんと、昔は有明海の潮干狩りに行くと、いいかたちのアサリがいくらで掘れたのを思い出します。

by honmachilabo | 2012-04-18 10:19  

猪名川藻川合流点にある豆島探検

山幹線の戸の内橋、藻川橋横の「おおぞら広場」からの風景は、とくに夕陽が沈むときがいい。そこで外来種が繁茂するこの小島の植生を本来の植生に戻し、猪名川の自然環境復活のシンボルにするという提案です。市民参加で、現状調査、計画づくり、外来種の除却と植栽作業。ところで、この島の名前は?そうだ、子どもたちにつけてもらう・・
提案・片寄俊秀(猪名川・藻川河川保全委員会委員)2011.8.23
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てなことを突然思いついたのには、10年あまりになる猪名川河川敷利用問題との付き合いの歴史があり、いろいろな伏線があるのだが、それはともかく、これはいける!とばかりに、この思いつきをまとめて、各方面に呼びかけたところ、「自然と文化の森協会」という尼崎の自然保護活動団体が本格的に乗ってくれた。

猪名川ガラパゴス島(仮称)計画               2012.2.12 片寄俊秀
<通称「まめ島」とその一帯の自然環境復元計画プロジェクト案>
1 目的  全国でも最も河川敷の過度な利用が進み、かつ外来種の侵入度合いの高い「猪名川」の自然環境復元を推進する「シンボル」として、外来種に覆われているこの島の植生復元を進めたい。
 地域住民とくに子供たちの学習の場となる、楽しい学びの場を作り出したい。
2 事業 
 探検と調査: 植生調査と水辺、水中に至る、立体的な生態学的調査
 歴史調査
 復元計画作成
 子ども会議
 大人会議
 記録 プロセスを映画にする 計画書 絵本 
 管理計画
 継続観察
 入場制限
 各種事業 ネーミング キャラクター まつり
3 推進組織
 住民団体 流域ネット 各種団体
 漁協
 国交省
 尼崎市 兵庫県
 人と自然の博物館
 マスコミ
4 問題点
 漁協の協力
 地元の協力
 危険回避

<豆島調査活動> 2012年4月1日春
尼崎に島があるなんてホント?あるのです。
猪名川と藻川の合流地点にある豆粒ほどのれっきとした尼崎市の「豆島」に初めて調査と検証がおこなわれます。
地域住民(戸ノ内、東園田8丁目)が中心となり環境団体、植物、河川専門家、漁協等が参加して実施されます。漁協の船で渡島して生き物(植物、動物、昆虫、魚類等)調査、島の土木的調査がおこなわれます。
漁業組合では、カゴ蟹漁でモズクガニを、筒漁でウナギ漁を実施します。東園田8丁目住民では、カヌーでの島の遊覧と漁の観覧を楽しみながらおこないます。
調査に基づいて、今あるすばらしい原風景の保存したいもの、日本本来の自然環境が崩されているもの(在来種が圧迫されて外来種の繁殖)に対して変えたいもの、島の保全の検証(このままで島は存続できるのか、島は現在半分の大きさになっている)等をおこないます。
小さな島で隔離され、生物の循環はどれだけ出来ているのでしょうか。ネズミやアリの生存、尼崎市のガラパゴス豆島の調査をみんなの力で実現しましょう。

<生き物調査>
①植物調査
②動物調査
③鳥調査
④昆虫調査
⑤魚類調査
<土木調査>
①島の問題点
②島の保全     2012年3月30日      自然と文化の森協会   出本眞次
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by honmachilabo | 2012-04-04 00:46  

クマグスさんとヤヨイさん

NHK文化センター神戸の「南方熊楠を訪ねる」バスツアーというのを見つけて、参加してきた。その翌日は大阪国際美術館の「草間彌生展」。連続して見たせいか、この二つが頭の中でごちゃごちゃに混ざり合い、彌生作品のルーツは、間違いなく粘菌であることを発見した。
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by honmachilabo | 2012-04-03 19:01