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諫早湾、いまが見ごろ

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諫早湾の動きに目が離せない。いよいよ開門にむけて具体的な方向がみえてきた。今年の集会のテーマは、明確に「農業と漁業の共存共栄」をうたっており、これまでの集会とはずいぶんトーンが違った。開門すると塩害をうけると反対する干拓地への入植者と、あくまで早期開門を主張する側をいがみあわせようとする、為政者による分断統治政策に、うまうまと乗せられてたまるか、という姿勢が明確に示されていた。集会のあと、小生は、かねて故山下弘文さんと設立を計画していた「諫早湾・有明海エコツーリズム協会」を、いよいよ発足させるべき時がきた、と宣言した。Isahayawan Ariakekai Eco-tourism Association (IAEA)!「アイエーイーエー」ニュースでよく聞く同じ略称も、覚えやすく悪くないな、などとひそかにこれがおお当たりしそうな予感に、胸を躍らせている。設立発起人を広く募り、設立記念ツアーをこの7月末ぐらいに企画してみたいと思っているのだが。
なお、田北先生が出された名著「干潟の海に生きる魚たち―有明海の豊かさと危機」 について、思い切ってアマゾンに書評を書いてみた。すごく面白い内容なので、皆様にもお勧めしたい。

豊饒の海はもはや瀕死に近い。諫早湾再生を急がなくては。, 2009/4/21
By 片寄俊秀 "諫早湾有明海エコツーリズム協会" - レビューをすべて見る

有明海で徹底的なフィールド調査を蓄積してきた著者らの筆は、ときにユーモアを交えて、軽妙かつわかりやすく、こんな本を待っていた!との思いで一気に最後までページを繰った。ほんものの学者に久しぶりに出会えたという爽快感とともに、著者らの悔しさが胸に伝わってくる。じつは有明海の魚のことなどまだほとんどわかっていないが、ようやくここまではわかってきたと謙虚な学者たちは率直に語る。諫早湾にギロチンが落とされて12年。事前のアセスメントで指摘されていた有明海全体への悪影響の問題をひた隠しにして突っ走った「諫早湾干拓事業」が与えた影響は、あの豊かであった有明海の水産資源に致命的な影響を与えた。一刻も早く諫早湾の水門を開放して干潟再生をはからねばならぬ理由とその意味が、本書をひもとくとよくわかる。諫早湾再生と有明海のエコツーリズムには必携の書がまたひとつ生まれた。
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by honmachilabo | 2009-04-25 11:14  

尼いもクッキング

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まぼろしの地野菜「尼いも」の復活を寿ぐ、楽しい本が出来上がりました。
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by honmachilabo | 2009-04-19 22:03