日本最大の石橋関係文献コレクション

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一昨年の「日本の石橋を守る会」の総会で発言されたのが、あの通潤橋をはじめとする緑川流域石橋群のふるさと山都町立図書館長の下田美鈴さんである。「わが図書館に石橋関係の文献を日本で一番多く集めたい」というご発言に、これはありがたい!とすばやく反応した。
わが研究室や狭いわや家の本棚を埋めていた、日本と世界の石橋関連の膨大な文献コレクションをどうするか、実はずっと悩んでいたからだ。退職して家に持ち帰るスペースなどどこにもない。古書店に売り払える時代ではない。とはいえ捨てるには忍びない。申し訳けなかったが、さっそく本やビデオや絵画などを詰め込んだダンボール箱を4箱着払便で送り付けた。
第33回日本の石橋を守る会総会に出席し、種山石工養成講座で育った若手の石工職人のすばらしい仕事ぶりを拝見し大いに感激したたあと、館長に案内されて図書館を訪問した。おお!最愛のわが子たちが、書棚に見事に並んでいるではないか!
どんな本があるかというと、たとえばジョセフ・ニーダム著田中淡訳の『中国の科学と文明』第10巻土木工学は、小生が長崎市内でニーダムご本人に面会し、ゆっくりと話を伺い、そしてサインをしてもらったものである。あと中国、フランス、ドイツ、ポルトガルなどの分厚い石橋文献もある。貴重本である「琉球建築」もある。ほかからも沢山寄付があったようで、現段階でもおそらく日本一のコレクションであろう。このペースで行けば、世界最大のコレクションへと成長させることが出来そうだ。すでに卒業研究の資料集めに学生が訪れてきたという、多くの人に利用していただけるように、これらの文献リストを発行して公開していただくよう、もう一度お願いしてみよう。

by honmachilabo | 2012-04-24 02:13  

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