猪名川藻川合流点にある豆島探検

山幹線の戸の内橋、藻川橋横の「おおぞら広場」からの風景は、とくに夕陽が沈むときがいい。そこで外来種が繁茂するこの小島の植生を本来の植生に戻し、猪名川の自然環境復活のシンボルにするという提案です。市民参加で、現状調査、計画づくり、外来種の除却と植栽作業。ところで、この島の名前は?そうだ、子どもたちにつけてもらう・・
提案・片寄俊秀(猪名川・藻川河川保全委員会委員)2011.8.23
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てなことを突然思いついたのには、10年あまりになる猪名川河川敷利用問題との付き合いの歴史があり、いろいろな伏線があるのだが、それはともかく、これはいける!とばかりに、この思いつきをまとめて、各方面に呼びかけたところ、「自然と文化の森協会」という尼崎の自然保護活動団体が本格的に乗ってくれた。

猪名川ガラパゴス島(仮称)計画               2012.2.12 片寄俊秀
<通称「まめ島」とその一帯の自然環境復元計画プロジェクト案>
1 目的  全国でも最も河川敷の過度な利用が進み、かつ外来種の侵入度合いの高い「猪名川」の自然環境復元を推進する「シンボル」として、外来種に覆われているこの島の植生復元を進めたい。
 地域住民とくに子供たちの学習の場となる、楽しい学びの場を作り出したい。
2 事業 
 探検と調査: 植生調査と水辺、水中に至る、立体的な生態学的調査
 歴史調査
 復元計画作成
 子ども会議
 大人会議
 記録 プロセスを映画にする 計画書 絵本 
 管理計画
 継続観察
 入場制限
 各種事業 ネーミング キャラクター まつり
3 推進組織
 住民団体 流域ネット 各種団体
 漁協
 国交省
 尼崎市 兵庫県
 人と自然の博物館
 マスコミ
4 問題点
 漁協の協力
 地元の協力
 危険回避

<豆島調査活動> 2012年4月1日春
尼崎に島があるなんてホント?あるのです。
猪名川と藻川の合流地点にある豆粒ほどのれっきとした尼崎市の「豆島」に初めて調査と検証がおこなわれます。
地域住民(戸ノ内、東園田8丁目)が中心となり環境団体、植物、河川専門家、漁協等が参加して実施されます。漁協の船で渡島して生き物(植物、動物、昆虫、魚類等)調査、島の土木的調査がおこなわれます。
漁業組合では、カゴ蟹漁でモズクガニを、筒漁でウナギ漁を実施します。東園田8丁目住民では、カヌーでの島の遊覧と漁の観覧を楽しみながらおこないます。
調査に基づいて、今あるすばらしい原風景の保存したいもの、日本本来の自然環境が崩されているもの(在来種が圧迫されて外来種の繁殖)に対して変えたいもの、島の保全の検証(このままで島は存続できるのか、島は現在半分の大きさになっている)等をおこないます。
小さな島で隔離され、生物の循環はどれだけ出来ているのでしょうか。ネズミやアリの生存、尼崎市のガラパゴス豆島の調査をみんなの力で実現しましょう。

<生き物調査>
①植物調査
②動物調査
③鳥調査
④昆虫調査
⑤魚類調査
<土木調査>
①島の問題点
②島の保全     2012年3月30日      自然と文化の森協会   出本眞次
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島の大きさは、500-600㎡か。ぬしのようにヌートリアが棲んでいる。こどもが5匹みかけたが、でっかい親がいるそうだ。島影には1メートルはあるコイがいたし、見かけた鳥はアオサギ、カワウ、カラスなど5種類ぐらいか。植生は藤原さんの手早い調査で30種を超えるとのこと。外来種特に特定外来種もあって、これは相当手を入れる必要があるとのこと。シンボル的に残すべきは、エノキ、ムクノキ、センダンなどかなとのご提案をいただいた。映像については、ベイコムテレビが取材にきてくれた。いやあ、楽しいツアーであった。対岸にときどき「移動カフェ」を開こうという亀井レンジャーの提案に大きく頷いた。まさしく尼崎市に魅力的な一大観光資源が生まれるとのわたしの直感は的中した、と思った。

by honmachilabo | 2012-04-04 00:46  

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