迫力満点!尼崎の運河クルーズ

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ケンちゃん、ツナさん、アッこさんたちが運航する「尼崎の運河クルーズ」に、電話で申し込んで、乗船してきた。新聞に出たその日に、定員20人の8航海は即満席というすごい人気の難関を突破しての乗船である。悪臭が漂っていた尼崎の運河が、近年相当きれいになったことに気がついた人々が、この機会を待ち望んでいたのだろう。この運航を主催したのが「あまけん」(尼崎南部再生研究室)で、中心人物の一人のケンちゃんは、かつて小生のゼミ生であり、尼崎の産業遺産の現代的活用を卒業研究のテーマにした関係で、一緒にドイツのエムシャーパークを見に行った仲である。そのときデュイスブルグで、尼崎の運河そっくりのやや臭い運河を行くクルーズに乗った経験が、今日に活かされたことと思う。デッキでワインを飲みながら、周りの工場地帯で鉄くずをクレーンで引き上げる操作をしている労働現場などを「観光」する、きわめて印象的な光景が彼の頭に焼きついていたのではないだろうか。このとき、ほかにもドイツの産業遺産の活用の並々ならぬ努力を垣間見た。とくに高さ100メートルのガスタンクの遺産を、なんとライブのコンサート会場にしていたのに感心した。壊すお金と残して活用するお金を比較すると、残したほうが有効だと判断したとのことだった。高い高い天空から、すーっと青色の光がさしてきたのが印象的だった。惜しいことに尼崎では使わなくなった巨大なガスタンクを壊してしまったが、あれもうまく活用できたのだ。あと、溶鉱炉のあとのコンクリートの塊が「ウォールクライミング」の場として「活用」されていた。これなんかも、仕事の場をこんな遊びの場にしていいのだろうか、と感じたが、そういうわれわれのこだわりとは全く無縁な感じだったことに、逆に驚いた。
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by honmachilabo | 2010-06-20 00:00  

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